形式写真集シリーズ第6回目は東急8620Fです。

東急8500系は10輌編成38本と5輌分割編成4本の総勢400輌42本が製造され、
最盛期には400輌全車が長津田検車区に配置され田園都市線で活躍しました。

その後2002年に後継の新5000系が登場し、8601Fと8602Fが廃車第1陣となりました。
このうち先頭車を含む一部車両は長野電鉄へ譲渡されたものの、経年の浅い車輛は
他の編成に組み込まれていた若番車と差し替えられ現在まで生き延びました。
中でも8620Fは、8601F・8602Fより差し替えられた車輛が多く存在し、
10輌中4輌が差し替えられています。

例によって海側からの掲載です。
⇒2018年6月16日山側追加しました。


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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8620 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8791 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F サハ8937 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8896 海側IMG_1790

2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8792 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8895 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8782 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F サハ8956 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ0812 海側
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2018年3月某日 二子新地にて 東急8620F デハ8520 海側
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2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8620 山側IMG_4887

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8791 山側IMG_4886

2018年6月某日 高津にて 東急8620F サハ8937 山側IMG_4885

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8896 山側IMG_4884

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8792 山側IMG_4883

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8895 山側IMG_4882

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8782 山側IMG_4881

2018年6月某日 高津にて 東急8620F サハ8956 山側IMG_4880

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ0812 山側IMG_4879

2018年6月某日 高津にて 東急8620F デハ8520 山側IMG_4878


8620Fは外見こそ装飾の無い一般的な8500系ですが、非軽量車編成であるにも関わらず
4号車デハ8896と9号車デハ0812のコンプレッサーがHS-20となっている点が特徴的です。

HS-20のCPは、東急の鉄道車両としては9000系より採用されており、
8500系でも18次車以降で使用されています。
そのため、8637F以降の編成であればCPはすべてHS-20なのですが、
18次車以降には非軽量車への組込車も存在し、そうした組込車もHS-20を搭載しています。
しかし、現存するデハ8800の非軽量車組込車のうち実際にCPを搭載しているのは
このデハ8896とデハ0812のみとなってしまいました。

これは、他の組込車が譲渡・廃車されてしまったこともあるのですが、
6号車に組み込まれたためにCPを撤去されてしまったという理由もあります。
東急8500系では8637Fと8642Fを除き編成中のCPを3台としており、
6号車のデハ8800のCPを後年撤去しているのです。
よりによって低騒音タイプのHS-20搭載車が撤去対象となるのは残念ですね。
従来型のHB-2000を置き換えるとか、18次車の編成位置を変えるとかできなかったのでしょうか。

最近では各種CPをはじめ主要機器を作り分けて製品化する模型メーカーも多いので、
8620F製作の際はCPにこだわってみてください。
なお、デハ8620にもCPはついていますが、こちらは従来のHB-2000となっています。