続きです。
山側側面の作りこみを終えたら海側側面も作っていきます。
次は海側側面をスケッチ面にとって……とやってもよいのですが、
鉄道車両、特に通勤型の電車は基本的に左右対称にできています。
せっかく山側は作りこんでいるのですからこれを使わない手はありません。
現在海側はこんな感じ。
のっぺらぼうですね。これを山側と同じように作っていかなければなりません。
いちいち作るのも面倒なので、すでに完成している山側側面をコピーして海側側面を挿げ替えます。
このままコピーするとボディすべてがコピーされてしまうので、
まず山側側面のみを分離してあげなければなりません。
そこで修正ツールのボディ分割機能を使います。
分割したいボディと、分割したい面を選択します。
実は当初製作開始の段階でボディを屋根板、外板、内板と分割しているのですが、
このボディ分割機能を使えば、途中からでも一部品としてボディから別パーツ化できます。
今回は、山側側面だけを分離するので、外板・内板を”分割するボディ”に選択し、
分割ツールに山側側面の内側の面を選択します。
すると分割ツールで選んだ面に沿って赤い円が描かれます。
この縁に沿ってボディが分割されますよ、ということです。
思い通りに分割ができましたので、わかりやすく今までのボディと切り分けてみます。
わかりやすいように、分割した山側側面だけ少し移動させました。
しかしこのまま山側側面をコピーして海側に持っていくと、
180°ひっくり返さないといけないので乗務員室が前後逆になってしまいますね。
そこで役に立つのがミラー機能です。
選択したボディが指定した面に対してミラーのように左右対象となって反転コピーされるのです。
まず反転させたいボディを選び、その後、ミラーとなる境界面を選びます。
今回の場合は内板の裏面を境に反転されれば海側側面として使えますね。
OKを押すと、反転された山側側面が現れました。
これをのっぺらぼうの海側側面と挿げ替えてあげます。
先ほど使ったボディ分割機能を使い、海側側面も別ボディとします。
海側側面が別ボディになったら、このボディだけを消します。
消したいボディを選択し右クリックから除去を選択します。
このとき削除を選択すると、
タイムラインに紐づけられた一連の情報が消されて大変なことになってしまうので、
必ず”除去”を選択してください。
のっぺらぼうのボディが消えたら、先ほどミラー機能で作った新たな側面を持ってきましょう。
移動機能で海側側面のあるべき位置へ移動させます。
このとき、前面下部端点を基準に点から点の移動を選択すると簡単に位置が合わせられると思います。
山側側面も元の位置に戻しましょう。
これで海、山とも側面が出来上がりました。
しかし、上写真を見ると、ボディを分割した影響で分割線が前面に出てしまっています。
そこで、先ほどとは逆に結合機能を使い一つのボディにまとまってもらいましょう。
修正ツールから結合機能を呼び出します。
一つにまとめたいボディをすべて選択しOKを押します。
これで元の綺麗な顔に戻りました。
ここまでで、東急8000系シリーズに造詣の深い方は
海側側面の間違いに気づいておられるかもしれません。
先ほど上で鉄道車両はほぼ左右対称にできていると書いていますが、
もちろん丸々すべて対称というわけではないのです。
これがデハ8800のような中間車であれば問題ないのですが、
デハ8500・8600に関しては乗務員室扉の位置が海山でズレているのですね。
次回はこの乗務員室扉の位置を修正します。
山側側面の作りこみを終えたら海側側面も作っていきます。
次は海側側面をスケッチ面にとって……とやってもよいのですが、
鉄道車両、特に通勤型の電車は基本的に左右対称にできています。
せっかく山側は作りこんでいるのですからこれを使わない手はありません。
現在海側はこんな感じ。
のっぺらぼうですね。これを山側と同じように作っていかなければなりません。
いちいち作るのも面倒なので、すでに完成している山側側面をコピーして海側側面を挿げ替えます。
このままコピーするとボディすべてがコピーされてしまうので、
まず山側側面のみを分離してあげなければなりません。
そこで修正ツールのボディ分割機能を使います。
分割したいボディと、分割したい面を選択します。
実は当初製作開始の段階でボディを屋根板、外板、内板と分割しているのですが、
このボディ分割機能を使えば、途中からでも一部品としてボディから別パーツ化できます。
今回は、山側側面だけを分離するので、外板・内板を”分割するボディ”に選択し、
分割ツールに山側側面の内側の面を選択します。
すると分割ツールで選んだ面に沿って赤い円が描かれます。
この縁に沿ってボディが分割されますよ、ということです。
思い通りに分割ができましたので、わかりやすく今までのボディと切り分けてみます。
わかりやすいように、分割した山側側面だけ少し移動させました。
しかしこのまま山側側面をコピーして海側に持っていくと、
180°ひっくり返さないといけないので乗務員室が前後逆になってしまいますね。
そこで役に立つのがミラー機能です。
選択したボディが指定した面に対してミラーのように左右対象となって反転コピーされるのです。
まず反転させたいボディを選び、その後、ミラーとなる境界面を選びます。
今回の場合は内板の裏面を境に反転されれば海側側面として使えますね。
OKを押すと、反転された山側側面が現れました。
これをのっぺらぼうの海側側面と挿げ替えてあげます。
先ほど使ったボディ分割機能を使い、海側側面も別ボディとします。
海側側面が別ボディになったら、このボディだけを消します。
消したいボディを選択し右クリックから除去を選択します。
このとき削除を選択すると、
タイムラインに紐づけられた一連の情報が消されて大変なことになってしまうので、
必ず”除去”を選択してください。
のっぺらぼうのボディが消えたら、先ほどミラー機能で作った新たな側面を持ってきましょう。
移動機能で海側側面のあるべき位置へ移動させます。
このとき、前面下部端点を基準に点から点の移動を選択すると簡単に位置が合わせられると思います。
山側側面も元の位置に戻しましょう。
これで海、山とも側面が出来上がりました。
しかし、上写真を見ると、ボディを分割した影響で分割線が前面に出てしまっています。
そこで、先ほどとは逆に結合機能を使い一つのボディにまとまってもらいましょう。
修正ツールから結合機能を呼び出します。
一つにまとめたいボディをすべて選択しOKを押します。
これで元の綺麗な顔に戻りました。
ここまでで、東急8000系シリーズに造詣の深い方は
海側側面の間違いに気づいておられるかもしれません。
先ほど上で鉄道車両はほぼ左右対称にできていると書いていますが、
もちろん丸々すべて対称というわけではないのです。
これがデハ8800のような中間車であれば問題ないのですが、
デハ8500・8600に関しては乗務員室扉の位置が海山でズレているのですね。
次回はこの乗務員室扉の位置を修正します。
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