またしても随分更新が途絶えてしまいました……
しかし相変わらずの世間の情勢でして嫌になってしまいますね💦

さて、この度お客様より3DCAD作成代行のお仕事を受注することができまして、その依頼品のご掲載を許可いただけましたのでご紹介いたします。

ブログタイトルにある通り、今回JRHのキハ285系のボディ&屋根上機器を設計いたしました。

本日は、その設計の様子をご覧ください。
ag20005-1-10 キハ285-902

設計にあたってはお客様より頂いた資料写真を基に行っています。

ブログでは掲載できませんが、FUSION360のキャンバスにお客様から頂いた資料写真を貼り付けて設計しています。
ag20004-1 v24-2
この特徴的なふくよかなボディも上手く再現できたと思います。

側面はJRH特急車に見られる姿に近いですが、ルーバー表現や先頭車前側の客扉と後側の客扉の形状を作り分けています。
ag20004-1 v24-3

苦労したのはやはりこの前頭部。
ag20005-1-3 キハ285-902
ag20005-1-4 キハ285-902
詳細な図面等はありませんでしたが、前面・側面から正対して映した写真があればここまで再現することが可能です。

信号煙管はJNR207系900番台で設計したものを流用できました。
ag20004-1 v24
しかし列車無線アンテナや排気管等の屋根上機器は新規設計しています。


完成レンダリングです。
ag20005-1-10 キハ285-902
ag20005-1-8 キハ285-902
ag20005-1-9 キハ285-902
ag20005-1-7 キハ285-902
ag20005-1-5 キハ285-902
ag20005-2-1 キハ284-901
ag20005-2-2 キハ284-901
ag20005-1-6 キハ285-902

JRHの車両は初めての設計でしたが、うまく形になったと思います。
スッキリしたステンレスボディに鮮やかな青と黄緑のラインが爽やかで、毎度ながらJRHの特急車のセンスの良さを感じます。

実車はJRHの経営難により早期廃車となりましたが、スピードの追求よりも居住性に重点を置かれがちな昨今の在来線特急車にあって、広大な北海道を駆け抜けるために最後までスピードを追求し続けようとした最後の車両といえるのではないでしょうか?

模型用の3DCAD作成代行は 
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気になる方はまずお見積りを!
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